令和4年の川西市長選挙で掲げた「マニフェスト」の進捗をご案内します。
令和４年の川西市長選挙では「改革が加速する。」をテーマに、50項目のマニフェストを掲げ当選をしました。
そのマニフェストの70％以上が実現、90％以上が具体的に前進・進行しています。
市民の皆さんと約束したマニフェストの進捗状況についてお知らせします。
ボタンをクリックすると、各項目のマニフェスト詳細へ移動します。
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子どもが幸せになる川西をつくる
政策は子ども・教育から始めます
1.「こども参加条例」(仮称)を制定します。
実施・実現
令和7年3月議会で条例が成立・マニフェストは実現しました。条例制定するにあたっては、こども・若者が主体的に関わるとともに、私も多くのこどもや若者と意見交換を行い制定しました。こどもや若者参加に着目した条例は全国的にも例がなく、各方面から注目されています。
2.「待機児童ゼロ」を継続し、学童保育の待機を解消します。
進行中
4月1日時点の国基準待機児童は令和5年度・6年度ともにゼロとなっています。また、令和6年度に小規模保育所3か所、令和7年度に民間保育所等を誘致するなど定員を約150人増やしたことで入所保留児童も減少傾向にあります。
一方で、留守家庭児童育成クラブの待機児童は依然として発生しています。そのため、令和7年度から新たに放課後居場所づくり事業として「放課後キッズプレイス」を久代小・桜が丘小学校においてモデル地区でスタートしました。令和8年度には3年生以下の待機児童ゼロを目指して定員の拡大など、マニフェスト実現に向けて「進行中」です。
3. 中学生が少人数で授業を受けられる環境を増やします。
前進
令和5年度より市独自で8人分の加配分を予算化しています。少人数で学習できる環境は「前進した」といえます。しかし、全国的な教員不足の影響もあり、教員を雇用できない学校もあることから、全校において「実現レベル」にまでは至っていません。今後も、教員確保に努めていきます。
4. 産前から出産までサポートする「産前ケア事業」を実施します。
実施・実現
妊娠前からの令和6年度より産前ヘルパー制度がスタート。マニフェストは実現しました。また、令和7年度からは妊婦検診費用を1万円増額するなど、産前から出産までのサポートを拡充しました。
5. 支援が必要な子どもの保護者を応援するため、ペアレント・トレーニングの受講機会を提供します。
実施・実現
令和5年度より「ペアレントトレーニング」を事業化しました。対象拡大など事業の拡充を求めるご意見を受け、令和6年度以降は対象を拡大しました。マニフェストは実現しました。
6.「川西市教育大綱」を策定します。
実施・実現
令和5年3月に策定しました。マニフェストは実現しました。策定にあたっては、全中学校と養護学校を訪問し意見交換を行うとともに、7か所でのタウンミーティングを開催しました。
7. 子どもや保護者の声を教育行政に反映させるため「総合教育会議」を各地域で開催します。
実施・実現
令和5年度全中学校区でタウンミーティングと総合教育会議を開催。マニフェストは実現しました。令和7年度は公立学校を会場に総合教育会議を開催する予定です。
8. 不登校児童など子どもの居場所として市内全小・中学校に「校内フリースクール」を開設します。
実施・実現
令和5年度より全国に先駆け全小中学校に「校内サポートルーム」を設置。マニフェストは実現しました。文部科学省や兵庫県はもとより、全国の自治体から多数の視察を受け入れました。またNHKなどマスコミにおいても度々特集されています。川西市の「校内サポートルーム」の取り組みを受け、兵庫県が県内自治体への支援を行う制度がスタート。現在、県内各地で実施されています。
9. 公民館等を活用し、中学生への無料学習支援を行います。
実施・実現
令和6年度から各中学校で放課後に無料学習支援を実施。マニフェストは実現しました。
10. 文化・スポーツ分野等で頑張る子ども・若者の挑戦を後押しする支援制度をつくります。
一部実施
芸術分野においては、令和6年より川西市展において中高生を対象とした「U-18」の部をスタート。スポーツ面では、奈良くるみさんのテニス教室やヴィッセル神戸のサッカー教室を開催するなど、思い描いていた事業の「一部は実施」となりました。
みんなが交流し賑わいが生まれる川西をつくる
暮らしの近くに仕事や活躍の場を作ります
11. 起業支援、企業立地支援を行い川西で働く場をふやします。
実施・実現
令和6年度ガバメントクラウドファンディングによる起業家支援を開始。審査を経て、３事業者を対象にガバメントクラウドファンディングを実施しました。マニフェストは実現しました。
12. 中心市街地活性化のための「まちなか拠点」をつくります。
実施・実現
令和5年4月より川西能勢口駅前に「マチノマ」を開設。現在、まちづくりに関わる多くのプレイヤーが集う場所になっています。マニフェストは実現しました。
13.「かわにしビジネス交流スクール」(仮称)を開校します。
実施・実現
令和7年度より「LOCAL BUSINESS HUB かわにし」を開設。初年度は、約130人が参加する学びと交流の場所が誕生しています。マニフェストは実現しました。
14. 環境保全と企業誘致等土地の利活用を両立するため、都市計画マスタープランならびに川西IC周辺まちづくり計画を見直します。
実施・実現
令和6年3月に都市計画マスタープランを改定しました。現在、市街化調整区域である東畦野地区においては新たに民間開発が行われています。また、加茂地域内にある市街化調整区域についても、地元発意に基づく取り組みが始まろうとしています。マニフェストは実現しました。
15. 街の賑わいづくりにむけ、民間事業者等から未利用公有地の活用方法を募集します。
実施・実現
単に売却して一時的な収益を得るのではなく、民間事業者に街づくりの提案を求めることで、新たな価値を生み出しています。具体的には、文化会館跡地では、民間事業者より活用提案を募集したうえで、貸付先を決定しました。また、緑保育所跡地もニュータウンの住み替え事業用地として、旧分庁舎においても民間事業者から活用方法の提案を求めます。マニフェストは実現しました。
16. 市民活動やコミュニティビジネスを応援する「公募型補助金制度」をスタートします。
進行中
透明性が高く、公平性の高い制度とするため、各種補助金を統合し令和8年度よりスタートするため、7年度より公募を開始します。マニフェストは実現しました。
17. 多世代が学び合える新たな生涯学習・社会教育の場をつくります。
実施・実現
令和5年度10月より「川西市生涯学習アカデミー」を開設。マニフェストは実現しました。
18. 農業の担い手不足解消のため、農業と企業や福祉事業所等の人材をつなぎ合わせます。
前進
令和6年度より、農業の担い手確保のため、市内の補助制度を設け実施しています。短期間での就農にはつながっているものの、本格化にはさらなる取り組みが必要です。マニフェストは「前進」しました。
誰もが自分らしく生きていける川西をつくる
つながりを築き、市民の「もしも」に備えます
19. 市立総合医療センターを核に市内の救急搬送率を高めます。
実施・実現
令和5年度以降、救急応需率が上昇しています。令和6年度の救急応需率は90％を超えました。また、結果として市外への救急搬送率も大幅に減少しています。マニフェストは実現しました。
20.「認知症アクションプラン」(仮称)を策定します。
実施・実現
令和6年3月策定。令和6年度からスタートしました。「笑顔ミライちょきん」や「訪問型支え合い活動支援事業」「GPS付き靴の貸与」など多くの事業を実施中です。マニフェスト実現しました。
21. 北部地域の災害・救急拠点を整備します。
進行中
令和8年度中に完成予定スタートしましたが、物価高騰の影響を受け工事が2度にわたり入札が不調になりました。再入札を実施するため、開始時期は令和9年4月見込みとなりました。マニフェストは「進行中」です。
22. 介護人材確保プロジェクトをスタートします。
実施・実現
令和5年度よりケアマネジャーの資格更新への補助事業を実施。令和6年度からは、介護人材プロジェクトもスタートしました。マニフェストは実現しました。
23. がんの早期発見に向け、市が実施している５大がん検診を40歳以上で無償化します。
実施・実現
令和5年度4月より実施しています。マニフェストは実現しました。
24. 市立川西病院跡地（東畦野）に民間福祉施設を誘致します。
進行中
当初選定した事業者が物価高騰の影響で辞退したため、再公募となりました。開設時期は令和9年夏頃になる見込みです。マニフェストは「進行中」です。
25. 市内事業者を含めたネットワークを構築し、障がい者の就労率を引き上げます。
実施・実現
令和7年1月に障がい者雇用就労促進センターを開設しました。マニフェストは実現しました。
26. 「親なき後」の自立支援するため、相談窓口を強化します。一人ひとりの今後を見据えた「オーダーメイドプラン」の策定を進めます。
実施・実現
令和7年度より本格実施しています。マニフェストは実現しました。
市民と行政が協働で担う持続可能な川西をつくる
税金の使い方をさらに見直します
27. 財政健全化に向け「新時代創造プラン」を策定します。
実施・実現
令和5年11月に策定しました。令和6年度は実質単年度収支は黒字を達成。マニフェストは実現しました。
28.「地域協働事業」(仮称)を実施します。
検討中
現在、具体化に向けて検討中
29. 行政手続きのワンストップ化やオンライン化を進めます。
実施・実現
令和5年11月より「おくやみコーナー」を設置しました。また市役所の手続きのオンライン化も大幅に拡充しました。マニフェストは実現しました。
30. 多様な声を市政に反映させるため、「タウンミーティング」やテーマ別の無作為抽出による「かわにし市民会議」を定期的に開催します。
実施・実現
令和5年度は教育をテーマにタウンミーティングを実施。令和6年度はごみの有料化、北部地域のまちづくりをテーマに実施しています。マニフェストは実現しました。
31. 団体への運営補助金や土地・公共施設の使用料等の減免を見直し、制度の透明化を図ります。
実施・実現
令和5年度は団体運営補助金から事業奨励補助金へ移行しました。また、令和7年度より減免に関するルールを見直しを実施しています。マニフェストは実現しました。
32. 市が出資している第三セクター・外郭団体の統廃合を行います。
実施・実現
駅前の第3セクター（3社）を統合し経営の合理化を図りました。また、市が出資した一庫ダム湖整備センターも廃止しています。マニフェストは実現しました。
33. 公共施設の統廃合を進めます。
実施・実現
公共施設等総合管理計画を改定するとともに、公共施設数、面積ともに減少させています。令和7年3月議会では、13の公共施設を廃止し、地域団体へ移管を進めています。マニフェストは実現しました。
34. 民間委託を進めるうえで、指定管理者等民間委託先の労働条件等をモニタリングする仕組みをつくります。
実施・実現
兵庫県社会保険労務士会と包括連携協定を締結。令和6年度スタートしました。マニフェストは実現しました。
35. 公民館のありかたを見直し、地域の実情に応じてコミュニティ単位の活動拠点として位置付けます。
実施・実現
令和6年度公民館をコミュニティセンターとする条例改正。利用方法を拡大しました。マニフェストは実現しました。
36. 多面評価を実施するとともに人事評価を給与等の処遇に反映させます。職員の成長を促し、頑張りが報われる人事制度にします。
実施・実現
全職員対象に目標管理の成績を期末勤勉手当に反映させるとともに、多面的評価を導入し、職員のマネジメント力向上に取り組んでいます。職員の働き方改革を進め、時間外勤務の大幅な削減も実現しました。マニフェストは実現しました。
住民が居心地の良さを実感する川西をつくる
コンパクトで質の高い街を目指します
37. 兵庫県と連携し、山地防災対策を進めます。
前進
令和6年度より平野地域で砂防工事を実施中です。また令和7年度以降一庫などで急傾斜地対策を実施予定です。マニフェストは「前進」しています。
38.「北部地域のまちづくり方針」を策定します。
実施・実現
令和5年度「川西市北部地域のまちづくり方針」を策定。具体化するために、６年度に基本構想策定しました。マニフェストは実現しました。
39. 利用者を増やし、持続可能な公共交通をみんなでつくります。
前進
令和7年度より、川西市地域公共交通会議の中に、地域ごとで話し合う協議体を設置しました。市の補助制度を活用し主体的に移動支援を実施する地域団体が拡大しています。マニフェストは「前進」しています。
40. 市独自で「（仮称）老朽空き家認定制度」を創設し、適正に管理されていない空き家を減らします。
実施・実現
空き家・マンション管理計画を改定しています。令和6年度に「管理不全空家」を認定する制度をスタートしました。マニフェストは実現しました。
41. 自然や景観を活かしながら守る市民や事業者の活動をサポートします。
実施・実現
令和6年度より里山保全に関する交付金をスタートしました。現在、多くの里山保全活動団体が利用しています。マニフェストは実現しました。
42. 地域とともに公園利用のルールについて見直し、「キャッチボールができる公園」など特色ある公園づくりを進めます。
前進
地域で公園のルールを決める手法をスタートしました。まだ実績は多くありませんが、マニフェストは「前進」しました。
43. データに基づいた交通安全対策を講じ、安心して歩ける街を作ります。
前進
令和4～7年度まで重点的に予算化するとともに、川西警察、兵庫県宝塚土木事務所と定期的に交通安全対策を協議しています。マニフェストは「前進」しています。
一人ひとりが大切に思う川西をつくる
未来を見据え街への愛着を育みます
44. 官民一体の推進体制をつくり、CO2を削減します。
前進
環境フェスタをスタート。また脱炭素協力企業制度を創設しました。マニフェストは「前進」しています。今後、各企業と行政が連携できる仕組みを構築していきます。
45.「黒川里山センター」を拠点に、学びと交流の場をつくります。
実施・実現
令和6年度に「黒川里山センター」新棟が開設しました。マニフェストは実現しています。また旧黒川小学校を改築しましたが、多くのイベントなどが開催されています。
46. 市ゆかりのアスリートやアーティストと協働し市の魅力を高めます。
実施・実現
市制施行70周年を契機に、ふるさと大使制度を創設しました。奈良くるみさんのテニス教室や藤原功次郎さんのコンサートなどを実施。植村花菜さん作詞作曲の70周年テーマソングも制作しています。マニフェストは実現しました。
47. 市民や民間事業者からアイデアを募集し、川西の新しい特産品を作ります。
検討中
現在、具体化に向けて検討中
48. 毎年4月に実施する清和源氏まつりと地域ごとの祭りの連携を深め、一体的に実施します。
検討中
現在、具体化に向けて検討中
49. 多様な人権課題への相談窓口を強化するとともに、多文化共生推進に向け庁内体制を整備します。
実施・実現
令和５年度より、市長公室に「人権推進多文化共生課」を設置するとともに、川西市多文化共生指針を策定しました。また、多言語対応のポケトークを市役所の窓口に配置しています。マニフェストは実現しました。
50. 市民が必要な情報が得られることを第一に、市民目線の広報や情報発信を実現します。「伝え方総点検」を行います。
実施・実現
令和6年度から実施。1年目の成果として広報誌の一部を見直しました。今後、毎年実施することで、着実に市の伝え方を改善していきます。マニフェストは実現しました。