6月25日(日)大和牧の台コミュニティ会館で、私が代表を務める「かわにし新時代プロジェクト」の活動報告会を開催。
会場定員いっぱいの約70名の方にご出席いただきました。本当にありがとうございます。

子育て施策、地域医療の問題、公共交通の問題などご意見を頂きましたが、市民との直接のやりとりは、非常に有意義な時間でした。もちろん、限られた財源の中で、全ての要望や提案を実現できるわけではありません。ただ、提案を実現できなかったとしても(予算だけではなく、方針や考えの違いもありますので)、その理由を説明していくことも私の大切な役割だと思っています。

一方で、行政の取り組みは、なかなか市民に伝わるには時間がかかるということを改めて実感しました。

たとえば、地域医療に関しては、今年の4月に市立川西病院跡地に川西リハビリテーション病院が開設されました。市内に不足している回復期病床を確保。さらに内科1診を開設しています。今後、手術や救急対応を行う急性期病院と、回復期病床は明確に役割分担をしなければなりません。その中で、回復期病床がいかに大切な役割を担うのかということは、当事者にならない限りなかなか実感できないものです。

また、川西リハビリテーション病院において、地域の要望を頂き、市の依頼と地域医療連携推進法人の応援により、平日午前中に小児科を開設しています。休日診療の取り組みも含め市が川西リハビリテーション病院や医師会などとも協議を進めてきた内容ですが、「知らなかった」といった声も頂戴しました。

もちろん、市民の皆さんに情報をしっかり伝えていくことに特効薬はありません。行政としても、私個人としても、地道にコミュニケーションをとっていくしかありませんので、これからも、できるだけ対話の機会を増やしてきたいと考えています。

なお、かわにし新時代プロジェクトの報告会は、今後2か月に1度(次回は8月27日午後4時から加茂ふれあい会館)程度実施する予定です。
ご興味のある方はぜひご参加ください。